最近見た映画

たまたま行った日がレディスディで次に行った日が映画ディで全部1000円ぽっきりで見てしまいました。1000円ではもったいない3本！（と＋1本）1800円で見ても「こらー！」と思う映画も多々なのに！申し訳ないのでもう一回見ます！もちろんクローズゼロを★

★ヘアスプレー
とりあえずぽっちゃりヒロインのトレイシーのやたらめったらのポジティブシンキングに泣かされた。ただ明るい世間知らずちゃんじゃなくてちゃんと自立しなければ主張は通らないのだってこともわかっているしね。なぜここまで自分を肯定できるのかというとやっぱりそれは肉親の深い愛情に支えられているからこそなんだよなー。明るいミュージカルの中テーマは根強い様様な差別なんだけど、一番心に響いたのがジョントラボルタ怪演のスーパーぽっちゃりママが開放されるシーンです。どんな時代にもどんな人にもなにかしら人を差別してしまう心があるけれど、今の見た目と空気読めない差別に一番響くダンスなのではないでしょうか？
★ブレイブワン
もつまちが衝撃のラスト！って評してたけど、ほんとに「えええーーー？？」って15分だった。今のアメリカの行き詰りを表しているらしいのだけど、話の流れ的にはそれにしてもって感じだったなあ…。まあ彼女は「タクシードライバー」のころから病んだアメリカを体現して演じているんですよね。
★クローズゼロ
いまやどんな世界も男がやって女ができないことはない気がしてましたが…この世界観はやっぱ女子には出せんね！男子最高！男子かっこよすぎ！男子ほんとバカ！（笑）
男子の夢ってばしっと言い切るわりにはなんかぼんやりしてるとこがバカでおもろい。「てっぺん目指して飛んでやるぜ！」って小栗くんがいうと「かかっこい〜」ってぽや〜としちゃうんだけど…よくよく考えると「え？大体てっぺんってどこ？なにこの地方高校の屋上？つか喧嘩にルールはなさそうなわりには仁義にこだわったりリーグ戦みたいなってるのはなぜ？」とつっこみどころ満載だし。いやいや！そんな細けえことはどうだっていいんですよ！
小栗旬はなんでこんなかっこいいんだ？！仲間を引き連れて「白い巨塔」回診歩きをしてくるのもハマッてるし、とび蹴りも最高！正直花沢類役って聞いたときは「ええええーー？？」って思っちゃったのに！なんだろう？スタイルのよさ？声もいいしね！この映画に関してはビミョウなお顔もまたいい！（超絶失礼…）
また山田孝之くんとのコントラストもいい！天才VS努力型、甘い系VSクール系、背低いVS高い（そのまんまやがな）…。
旬、正に旬！（うるさいよ…）

勢いを感じる映画です。
★自虐の詩
う〜〜〜〜〜ん。いい映画でしたが想像と違って私はあんまりはまれなかったなあ…。嫌われ松子とは似て非なるものだと思います。堤監督とはちょっと相性悪いのかもしれない。中谷美紀の前半のちゃぶ台ひっくりかえされる時代のルックスが髪型といい重ね着の仕方といい、うちのアシちゃんにめちゃくちゃ似ててそれのほうが気になった。（いや彼女はダンナさんとラブラブの幸せ奥さんですが）