●野ブタをプロデュース
仕事場に新しいテレビ&レコーダーが来て、引っ越し荷物整理で野ブタのDVDが見つかったので
久々にメイキングを観てます。かわいい…みんな子供だ…。
そしてつい最近だと思ってたのに、この10年間の映像の進歩にびっくりだ…。
始めの方の修二ってほんま最悪やな…。ほんとは優しい子なのにな…(甘い)
引き続き野ブタを観ているんですが(原稿描きながら)。
idでバレバレですが、私本名が戸田恵梨香ちゃんの役名と同じなんですよね。
ふぅ…修二が呼ぶたび顔がニヤニヤ。
いや、ひどいんだけどさ!このドラマの一番のかわいそう子ちゃんと言っても
過言ではない扱いなんだけどさ!
なぜこんな美人で料理上手で超いい子で自分のこと大好きになってくれる子を
好きにならないのか、修二がわからない…
(焼き栗あったかいでしょのシーン)(恋って条件じゃないんだな…)
「野ブタ」メインキャラに比べてその他クラスメイトたちの描かれ方が
書割りのみたいだなと思ってたんだけど(まとめてみると手のひら返しが極端すぎるとか)、
あれはそういう大衆の無責任さと残酷さ、
その中で立ち回っているつもりの修二の愚かさを描いていたんだなー。
その狭い世界の外側に価値観を持っていたまり子はどちらかというと野ブタや彰と同じ人種で、
俗人だった修二とうまくいく訳なかったんだなあ…。
聖母立ち位置のまり子には修二のもがきが見えていて、その綻びに惹かれたのかしら。
木皿泉さんの脚本はファンタジーぽくてふわっとしてるところもあるんだけど、
人物配置にすごく意味があって読み解くのが楽しい。
神目線のキャラが必ずいて神話っぽい作りになってるのも素晴らしい。折をみて見返したくなる。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/04/05
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