Satoru Hiura はてな

漫画家ひうらさとるの主に映画や本、漫画の感想ブログです

わたしのまんがを読んでいる人

朝からおもろい仕事を終え、行って来ましたブックファースト。な、なんかすごいよ?うれしいです、ありがとうございます。干物のポップがいっぱいのマヌケ感漂うレイアウトもステキでした。買ってる人を付回してサインするのをすっかり忘れて、きゃっきゃっきゃと担当さんと店内を探索(デスノートとのだめのPOPかわいかった。欲しい…)。その後打ち合わせ(打ち合わせ5%アホ話95%)、担当さんと別れてから買い物、パークハイアットで一人でシャンパン(なにしとるねん)「さーてそろそろ帰るかね?」と今日の目的をすっかり忘れたころ、某線の某駅で電車待ちしていると前にいる女の子が…
ホ、ホタルの3巻読んでるよーーーーー!!!
えええ!!ものっそい調子でキョドル私。髪をミー風(ムーミン)にひっつめたおしゃれな彼女、もそっそい勢いでページめくってます。ものっそい真顔。
(ど、どうでしょうか…?あのそのページのギャグの程は…)
真顔
(え、えーとステキ女子のキャラ作りの程は…)
真顔
…はあはあ…
担当さんに目の前でネームを読まれるより緊張。あまりに眩暈息切れ動悸が激しくなり、そっと彼女の側をはなれ別の車両に乗ってしまいました…。


こ、このおたんこ漫画家!
ううう…付回してサインなんて実際絶対無理!でした…。はーでもうれしかったです。感激の体験でした(真顔だったけど(普通駅でにやにやできない)家まで待たず?読んでくれてるのがうれしかったよ)。やっぱりわたしのまんがを買って読んでくれている人っているんだなあ。もちろんお手紙やメールやこういうところにコメント書いて下さる人も沢山いるのだから、それは頭ではわかっていたんだけど。サイン会のときも思ったけど生で読んでくれている人に逢えると本当に感激しますね。デビューして20年もたってるのにいまだ知ってる人たちが近所で買ってくれて15冊くらい売れてるイメージしかないんですよね、実感として。だから感激で不思議。
逢えないけども読んでくれている人もありがとう。がんばって描きます。